アブドゥシェリシュヴィリズマラニ / ムツヴァネ 2021(アンバー)

【海底ワイン】アブドゥシェリシュヴィリズマラニ / ムツヴァネ 2021(アンバー)

【ジョージアを代表するカヘティ地方原産の土着白葡萄の一つ、Kakhuri Mtsvane】

カフリムツヴァネは19世紀初頭にカヘティ地方で最も普及した白葡萄品種の1つでありながら、他の品種に比べて早熟でうどんこ病に非敏感だが収穫量は豊富。

特にTsinandali、Manavi、Gurdjaani、Vazisubani、KardenakhiのPDOでよく育ち、ルカツィテリとよくブレンドされ、食用葡萄としても適している。

カフリは「カヘティ」、ムツヴァネは「グリーン」を意味し、ジョージアに存在する6つの異なるムツヴァネ品種の1つであり、それぞれがその成長の起源にちなんで名付けられている。

ルカツィテリより歴史が古いと考えられているカフリムツヴァネの5つの羽に分かれた葉は濃い緑色で漏斗状である。

Qvevriで醸造されるとキメの細かいタンニンと滑らかで軽いボディに仕上がり、個性に溢れる紅茶、アプリコットや白桃の優雅なアロマが広がる。

ヨーロピアンスタイルで醸造されるとフレッシュなシトラスやフローラル、トロピカルのアロマと軽いミネラルを感じさせるが、Qvevriで醸造されない限り酸化しやすく嫌気性処理が必要になる事が多い為、酸化抑制でキシやルカツィテリとブレンドする事が多い。